皆さんこんにちは!秀太郎です。
最近いかがお過ごしでしょうか。
僕はコロナウイルスの不要不急から、最近読書をすることが多いですかね。。
ということで今回の記事は、読書感想文で御座います笑
読書感想文なんて書くのは小学生ぶり何だけどさ、読んだ本は何かしらの媒体で記録したいなあと思っていたので、当ブログで記載させて頂こうと思います。
読んだ本は題名でも記載した通り、川口俊和さん著の「コーヒーが冷めないうちに」です。有村架純さん主演で映画化もされていますので、知っている方は多いのではないかなと思います。
さてさて。。。
皆さんは過去に戻りたいと思ったことはありますか?
実はですね、僕は過去に戻りたいと思ったことはないんですよ笑
今までの人生で後悔したことってなかった気がします笑
「あの時ああしてればよかったな」とか「あの時あの人にこう言えばよかったな」と思うことはもちろんありますが(これがまさしく後悔?笑)、僕の場合、過去の自分の選択については間違っていたとしても肯定していこうという考え方なので、過去に戻りたいと思ったことはあまりないんです。過去は変えることはできないけれど、未来は変えることができるからね♪
さて話が外れてしまいましたが、「コーヒーが冷めないうちに」は過去に戻りたいと思っている4人の人たちの物語です。
・『恋人』 結婚を考えていた彼氏と別れた女の話
・『夫婦』 記憶が消えていく男と看護師の話
・『姉妹』 家でした姉とよく食べる妹の話
・『親子』 この喫茶店で働く妊婦の話
この小説の面白い点は、
・過去に戻ったとしても、現実を変えることはできないということ。
・過去に戻っても、「フニクリフニクラ」という喫茶店に戻れるだけ。要は、この喫茶店を訪れたことのある人しか過去に戻ったとしても会うことはできない。
といった、いくつかの面倒くさいルールがいくつか用意されていることです。
それでも、上記4人の登場人物は過去に戻ることを決意します。それは、「謝罪をすること」「感謝を伝えること」「真実を知ること」といった様々な理由から。
果たして、4人は現在を変えることができないのに、過去に戻ることで何か得られるものはあるのでしょうか????
もし、気になられる方がいましたら、是非読んでみてくださいね☺️
内容自体は重くなく、またテンポよく読み進めることができますので、おすすめですよ☺️
〜以下個人的感想〜
ここからは、個人的な感想を記載していきますので、本をまだ読んでない方は飛ばしてください笑
本の内容自体すごく心が温まるエピソードですし、また喫茶店内でドリップコーヒーを淹れる描写がいくつもされていることから、コーヒー好きの僕としては心ときめきました。
この本の趣旨である
過去に戻り現実を変えることよりも重要なことは、過去に戻ること(=過去を思い返すこと)で心を前向きに変えていくということ。
はすごくよく描かれていたと思います。
ただ、本のキャッチコピーである「4回泣けます」というのは些か疑問を感じました。。。
というのも、『恋人』のエピソードが少しチープに感じられてしまったからです。(他のエピソードは登場人物の心理描写が緻密に記載されていてよかったのですが。。。)
詳しくはネタバレになってしまうので書きませんが、もう少しこのエピソードについては掘り下げて描いてくれたらよかったなあ。と思いました。
これはあくまで僕の個人的感想なので、皆さんが違う感想をお持ちになったら是非コメント欄等で教えてくださいね♪
では今日はこのへんでバイバイ(^^)/~~~