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忘れられないだろう加害者の少年の目〜足立区で起きた小さな事件〜

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忘れられないだろう加害者の少年の目〜足立区で起きた小さな事件〜

こんにちは!

哲学的な記事ばかり書いても面白みに欠けるので、今後は身の回りで起きた小さな事件を随筆形式で綴っていこうと思います。

さてさて今回は、祖父の家を掃除しに行くために4月上旬に足立区に行った時に起きた小さな事件。

皆さんは幼少期時代のことは覚えていますか?

どのような性格で、何が好きで、何をしていたか。

自分は、な子供だった気がする笑

いつも空想にふけていて自分の世界に引きこもっていたような幼少期だったような記憶があります。

好きだったことは何だろうか。思い出せない。

小学生の時は好奇心旺盛な性格で、剣道やピアノとか色々と挑戦していたかな。どれも中途半端だったが。笑

そして今回の話で登場するのは、一人のある小学生の男の子。

最初にも書いたのだけれど、4月の上旬に祖父の家の掃除を手伝うために足立区まで行きました。

昼時に、とある駅で降りて、祖父の家に向かう途中でその事件は起こりました。

歩道を歩いていたら、突然「ガン!」という音が鳴ったと同時に、かかとに激痛が走る。

思わず「イテ!」と声が出てしまったのよね。

突然すぎて何が起きたのか分からなかったのだけれど、スッと横から自転車が見えて、男の子が振り返ることもなく「ごめんなさい〜」とそのまま走り抜けて行くのが見えました。

どうやら、自転車の前輪で左のかかとを激突されたらしい笑

「おい、ちゃんと立ち止まって謝らんかーい」と思ったのだけど、少し離れた駐輪場で自転車を止めて、女性に話しかけられていた光景から判断すると、前を自転車で走る母親に追いつくのに必死だったかもしれない。

かかとが痛くて足を引きづって歩きながら、その男の子の様子を遠くから眺めていたのだけれど(ただの怪しい人笑)、その時、男の子が振り返ってきて、僕の顔をじっと凝縮してきたのです。

そしてその僕を見てくる男の子の瞳は、罪悪感に溢れていていたんだよね。まるで悪いことをしてしまった子犬が飼い主に向ける眼差しだった....

その罪悪感の溢れた瞳から判断するに、きっと本当はちゃんと謝りたかったのだけれど、できなかったんだな、と勝手ながら思いました。

その男の子、何だか自分の幼少期と自分と似ていた気がしたんだよなー。本当はちゃんと謝りたかったけれど出来なくて罪悪感に襲われてしまうそんな状況は、幼少期よくあったような気がする。

きっとこの男の子は数日間は罪悪感を拭えず苦しくかもしれないと思ったら、どうでもよくなって許すことにしました。笑

あの罪悪感に溢れた子犬のような眼差しは反則だよ。

それで祖父の家について、自転車に激突された、かかとの状況を「腫れているんだろうなあ」と思って見たら、、、、何と無傷でした笑

かかとって頑丈に出来ているんだなあと非常に勉強になりました。はい。

男の子に「かかと無傷だったぞ!もう罪悪感感じずに元気でなー!」って心の中で呟やいたよ笑

                                    

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